日本三田植祭の一つとして知られる会津美里町の伊佐須美神社の「御田植祭」が11日に始まり、前夜祭の御田植祭大祓(おおはらえ)や宵宮祭などが行われた。参列者が茅(ち)の輪をくぐり抜け、汚れをはらうとともに祭事の無事を祈った。御田植祭は13日まで。
同神社最大の祭りで、2019年に国の重要無形民俗文化財に指定された。メインは12日で、午前9時半から神幸祭が始まり、同10時10分に地元の子どもによる獅子追童子(ししおいどうじ)が出発する。佐布川(さぶかわ)早乙女踊りや神輿(みこし)渡御も実施。午後3時に御田神社で田植式が行われる。最終日の13日は早苗振祭(さなぶりさい)などが行われる。