日本陸連は2日、世界選手権東京大会(13日開幕・国立競技場)の代表を追加で発表、福島県勢は女子400メートルで松本奈菜子(28)=東邦銀行、女子200メートルで井戸アビゲイル風果(24)=同=が選ばれた。松本は3度目、井戸は初の代表入りで、2人は混合1600メートルリレーでも選出された。
松本は静岡県出身。5月の静岡国際400メートルで52秒14の自己ベストをマークし、続くアジア選手権を52秒17で初優勝。8月24日時点の世界ランキングで日本人トップとなっていた。
井戸は岐阜県出身。7月の日本選手権の100メートル、200メートルで2冠を達成。8月に山梨県で開かれた富士北麓ワールドトライアルでは、200メートルで22秒79の日本新を樹立した。
2人は日本陸連の設定する開催国枠の基準を満たして出場資格を得た。