音声ガイドに英語、中国語追加　会津武家屋敷、インバウンドに対応

　会津若松市の会津武家屋敷は、同館の無料音声ガイドに英語、中国語２種類（繁体字、簡体字）を追加した。同館の歴史や特徴を多言語で発信し、インバウンド（訪日客）に対応する。

　これまでは日本語のみだったが、インバウンド増加や来春の大型観光企画「ふくしまディスティネーションキャンペーン（ＤＣ）」の実施を受けて、言語を追加した。会津藩家老・西郷頼母邸を復元した「家老屋敷」など各所に設置されたＱＲコードを読み込むと、選択した言語で音声ガイドを聞くことができる。

　開館時間は午前８時半～午後５時。入館料は大人９５０円、中学・高校生６００円、小学生５００円。問い合わせは同館（電話０２４２・２８・２５２５）へ。