高校入学後に入部したバレーボール部で周囲と自分の実力差に直面した。一度折れた心は元には戻らず、退部を決めた。 くすぶっていた心を満たしたのは、バイクだった。一緒に通学する友人が乗せてくれた時、心地よい疾走感のとりこになった。両親はバイクに乗ることに反対だったが、熱意で押し切った。教習所で免許を取得し、両親から援助を受けて中古のマシンを購入した。 友人とツーリングに出かける日々は充実していたが、次...
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