コレクターが集めた斎藤清作品を展示

　柳津町の斎藤清美術館は１３日から、同館で秋季特別企画展「コレクターズ　ｅｐｉｓｏｄｅ２」を開く。版画家斎藤清の作品の収集家が持つ版画を展示する企画で、広島県の収集家松島俊宏さんのコレクションを中心に紹介する。

　最初期の花の作品や、京都・奈良の寺院を表現した作品など約９０点が並ぶ。松島さんの解説札も掲示した。同館は松島さんから斎藤清の作品９９件の寄贈、寄託を受けており、期間を分けて展示する。

　開幕を前に１２日、オープニングセレモニーと内覧会が開かれ、小林功町長、佐々木吉晴館長、松島さんら関係者がテープカットして開催を祝った。

　期間は前期が１３日～１０月２６日、後期が１１月１日～１２月２１日。初日の１３日午前１０時から、松島さんのギャラリートークを催す。開館時間は午前９時～午後４時半。

　観覧料は一般５１０円、高校・大学生３００円、中学生以下無料。主に月曜日と展示替え期間は休館。問い合わせは同館（電話０２４１・４２・３６３０）へ。