【Q】高齢者の生活支援などをしてくれる事業者と契約しました。サービス内容は身元保証、生活支援、葬送支援で190万円支払いました。勧誘時に「190万円以外にお金はいらない」と言われたので、払った代金からサービス代金が支払われると思っていました。ところが、サービスを利用する都度代金を請求されます。
契約内容確認、説明求める
【A】家族や親族に代わって高齢者の身元保証や日常生活の支援、死後事務などを行う「高齢者等終身サポートサービス」は、事業者によって提供されるサービスの内容や料金体系などがさまざまです。契約をする前に、サービス内容や支払総額、解約条件などをよく確認しましょう。
本相談ではまず、最初に支払った代金が何に充当されるのか、勧誘時に説明されたように「追加料金が発生しない」ことが契約書に書いてあるのか確認する必要があります。その上で、事業者に勧誘時の説明と異なり利用の都度代金が請求される理由について説明を求めましょう。
また、地域によっては自治体が高齢者を支援するサービスを実施している場合もあるため、まずは地域のサービスで利用できるものはないか調べてみましょう。
困ったら県消費生活センターへ (電話)024・521・0999