バスケットボールの福島ファイヤーボンズを運営する福島スポーツエンタテインメントは25日、郡山市で株主総会を開き、2024年7月~25年6月期の売上高8億8251万円(前期比8.6%増)、経常利益393万円(同84.1%減)、純利益27万3千円(同98.9%減)の増収減益となった決算を承認した。
黒字は2期連続。スポンサー獲得に向けた営業活動や営業人員の採用、企業版ふるさと納税の拡充に向けた地方公共団体との連携強化に取り組んだとしている。
また郡山市でピラティススタジオを展開する福島ウェルネス(東京都)を吸収合併することも承認した。任期満了に伴う役員改選では、取締役に西田創社長を再任した。
西田社長は今後の経営について「リーグでの活躍に加え、(Bプレミア参入基準の)平均集客4000人、売り上げ12億円を達成するのは大きなハードル。新規客を呼び込むだけでなく、『また来たい』と思ってもらえる魅力的なチーム、会場づくりをしていく」と展望を語った。
ほかの取締役次の通り。
仲亀敦、宮下貴行、谷口辰成(再任)