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古殿出身・円谷さん創設楽団がバッハ声楽曲公演 郡山で来月9日

2025/10/03 09:50

公演をPRした円谷さん

 古殿町出身のチェンバロ奏者・指揮者円谷俊貴さんが創設したオーケストラ「プロムジカ使節団」の公演「オール バッハ カンタータvol.5 ヴァイマル時代のカンタータ〈1〉」は、11月9日午後5時から、郡山市の開成山大神宮で開かれる。

 カンタータは、合唱などに器楽・管弦楽演奏が付いた声楽曲。使節団は昨年から郡山市と東京で200曲以上に及ぶバッハのカンタータの全曲演奏プロジェクトに取り組んでいる。

 今回は4本のトランペットなど豪華な編成で、声楽ソロやアンサンブル、オーケストラの響きを堪能できる。待降節のカンタータ「《さあ来てください、異邦人の救い主よ》BWV61」で幕開けし、平川加恵さんによる新曲、ワイマール時代の大作「《キリスト者よ、この日を刻み込め》BWV63」などを繰り広げる。

 ソリストはバッハ国際コンクール5位入賞の桜井愛子さん(ソプラノ)のほか中嶋俊晴さん(アルト)、大野彰展さん(テノール)、黒田祐貴さん(バス)。

 円谷さんは「カンタータがよりドラマチックな表現になってきた時代。時を超越して退屈させない空間を楽しんでほしい」と話した。全席自由で一般4500円、25歳以下2500円。チケットは開成山大神宮、阿弥陀寺、ノア楽器店、うすい百貨店5階や使節団のサイトで販売中。問い合わせは福島公演事務局(電話024・911・9115、平日午前10時~午後6時)へ。

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