いわき市石炭・化石館ほるるは来年2月16日まで、企画展「描かれた炭鉱(ヤマ)―菊地正男絵画展」を開いており、炭坑労働者目線で描かれた絵画が、炭鉱で栄えた同市の歴史を伝えている。
常磐炭鉱完全閉山50年・市制施行60周年を記念したプレ企画展として開催。古川好間炭鉱で勤務経験がある故菊地正男さんの絵画14作品に加え、ほるるが所蔵する同炭鉱で採掘された石炭や、石炭を掘り出す「コールピック」と呼ばれる道具などを展示している。
時間は午前9時~午後5時(受け付けは同4時半)。第3火曜日と1月1日は休館。料金は一般660円、中学・高校・大学生440円、小学生330円。問い合わせはほるる(電話0246・42・3155)へ。
