会津若松市の「あいづっこ黒板アートコンテスト」の入賞作品が決まった。最優秀賞の市長賞には若松二中の「会津の美術部」が選ばれ、福島民友新聞社賞には若松二中の「チーム点P」の作品が輝いた。
コンテストは「会津の自然や歴史、文化」がテーマ。縦68センチ、横1メートルの黒板シートにチョークを使って絵を描いた。市内の中学生と高校生が対象で33作品の応募があった。
全ての応募作品は14日まで、同市の生涯学習総合センター(会津稽古堂)の市民ギャラリーで展示される。時間は午前10時~午後5時(最終日は午後4時)。
ほかの入賞作品次の通り。
◇中学 ▽会津鶴ケ城を守る会賞=若松五「インドアペア」▽市議会議長賞=若松二「グッピー」▽市教育長賞=北会津「北中2年2組男子」▽福島民報社賞=若松三「ンチョス」
◇高校 ▽優秀賞=会津学鳳「学鳳乃風」
入賞チームたたえ賞状
会津若松市教委主催のあいづっこ黒板アートコンテストの表彰式は8日、同市の会津稽古堂で行われ、表現力豊かな優秀作品を制作した生徒をたたえた。
式では寺木誠伸教育長が「会津の自然や文化、歴史の背景や知識を踏まえ、柔軟な感性で工夫してもらった」と述べ、共催した会津鶴ケ城を守る会の弓田八平理事長が「会津を一層好きになって全国に報告できる人になってほしい」とあいさつした。
入賞した各チームに賞状や盾が贈られ、室井照平市長が若松二中の「会津の美術部」に賞状を手渡した。福島民友新聞社の高橋敦司若松支社長が若松二中の「チーム点P」に賞状を贈った。