• X
  • facebook
  • line

雨中の「流鏑馬」奉納 古殿八幡神社、800年以上伝わる神事

2025/10/12 07:30

疾走する馬から矢を放つ役者=古殿町・古殿八幡神社

 古殿八幡神社の例大祭は11日、古殿町の同神社で宵祭が行われ、800年以上の伝統を誇る神事「流鏑馬(やぶさめ)」が奉納された。雨の中、伝統衣装をまとった役者3人が馬にまたがって馬場道を駆け抜け、三つの的を狙って矢を放った。

 同神社の流鏑馬は鎌倉時代の1194(建久5)年、源頼朝から社領地を与えられたことを記念して始まったと伝わる。社務所屋根の千木を目がけて矢を放つ「笠懸(かさがけ)」も行われた。

 12日は本祭が行われ、流鏑馬と笠懸は午後1時半と同3時から披露される。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line