川俣町で11日に開幕した国内最大規模の中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン2025(コスキン)」。民族音楽「フォルクローレ」を奏でる全国各地の愛好家約150組が自慢の演奏を披露するべく、同町に集った。13日まで。
今年で48回目を迎えた。町合併70周年と昨年のアルゼンチン・コスキン市との姉妹都市協定締結記念とし、アルゼンチンから作曲家のペテコ・カラバハルさんとアーティストのカロリーナ・デル・ペレリッティさんを招待。2人の記念コンサートや子どもが踊りを披露し、会場は大いに盛り上がった。
メイン会場の町中央公民館では、南米雑貨やケーナなどの中南米楽器、チョリソーなどの南米料理を販売するブースが並んだ。二本松市から訪れた女性(75)は郷愁あふれるフォルクローレを好んで10年ほど前から毎年来場しており「これからも応援し続けたい」とイベントを楽しんだ。
最終日は午前10時~午後2時半。問い合わせは同公民館(電話024・565・2434)へ。