大玉村と南米ペルー・マチュピチュ村の友好都市協定締結10周年を記念した野内与吉顕彰プレートの除幕式が27日(日本時間28日)、マチュピチュ村で行われた。関係者が両村を結んだ大玉村出身でマチュピチュ村初代村長の野内与吉に思いをはせ、友好関係のさらなる発展を誓った。
顕彰プレートには野内の写真や紹介文を日本語、スペイン語、英語で記載、幸運の象徴とされるハチドリを装飾した。マチュピチュ村のミラドール・リオ・ビルカノタ公園で行われた除幕式には、両村の関係者ら約50人が出席。羽織はかま姿の押山利一大玉村長と、インカ帝国時代の皇帝の衣装を身にまとったエルビス・ラトーレマチュピチュ村長が除幕した。
両村は野内の功績をきっかけに2015年、友好都市協定を締結。村民や村長らが相互訪問し、互いの文化や風習に親しんできた。
