福島医大医学部病態制御薬理医学講座の前島裕子准教授(47)と下村健寿主任教授(53)は、加齢によって減少するホルモン「オキシトシン」が脳の若返りを促進し、全身の老化を抑制するメカニズムを解明した。老化マウスにオキシトシンを点鼻すると、老化の二大要因に働きかけて脳と体の老化現象を劇的に改善することが分かった。研究成果を人に応用できれば、記憶力の低下や身体能力の衰えの改善、加齢に伴う病気のリスク低減...
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