神社仏閣の手水(ちょうず)などに菊の花を浮かべる「にほんまつ菊手水」が29日、二本松市でスタートする。霞ケ城公園で開催中の菊人形と合わせて「菊のまち」を華やかに彩る。11月9日まで。
二本松商工会議所女性会が菊の魅力を発信しようと企画。今年で6年目で、市の新たな風物詩となっている。神社や寺10カ所のほか、商店、温泉旅館、観光団体、金融機関などが参加する。
開幕を控えた28日、鈴木美砂子会長らメンバーが二本松神社で手水に色鮮やかなマム(洋菊)をちりばめ、参拝者を迎える準備を行った。鈴木会長は「菊手水巡りを楽しむ人が増えている。菊花にあふれた二本松の秋を堪能してほしい」と来場を呼びかけている。問い合わせは二本松商議所(電話0243・23・3211)へ。
