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喜多方「いいでのゆ」26年2月2日から休館 老朽化に伴う大規模点検

2025/11/16 08:55

 喜多方市山都町にある温泉保養センターいいでのゆは施設の老朽化に伴う大規模点検を行うため、来年2月2日から当面の間休館する。再開時期は未定。27日開会予定の12月市議会で、点検調査業務委託料約530万円の本年度一般会計補正予算案を提出する。

 14日に開かれた市議会全員協議会で、執行部が議員に説明した。市によると、いいでのゆは1995年の開館から30年が経過し、天井の腐食や雪害による宿泊棟屋根の軒折れ、非常用発電機の故障などが相次いでいた。今年8月に外壁のタイルが一部崩落したことを受け、建築士資格を持つ市職員が10月に施設の点検を実施した結果、女子更衣室の天井裏は結露がたまりやすく、軽量鉄骨の下地材やビスがさびていることなどが分かったという。

 今後も不具合が発生する可能性があることから、大規模な点検を実施することにした。

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