福島北署は19日、福島市の70代女性が交流サイト(SNS)を通して知り合った人物からの投資話で現金計230万円と約1050万円分の暗号資産をだまし取られたと発表した。同署はSNS型投資詐欺事件とみて捜査している。
同署によると、女性は8月中旬に投資を持ちかけられ、投資資金として指示された銀行口座に計230万円の現金を振り込んだ。また同じ人物からの指示で約1050万円分の暗号資産を購入し、指示された暗号資産アドレスに送金した。女性が現金を振り込んだり、暗号資産を送金したりした期間は8月中旬から10月上旬で、いずれも複数回にわたるという。
女性は送金後、投資の利益などを引き出すことができず、さらに金銭を要求されたことから不審に思い、同署に相談して被害が分かった。
