19日午前6時40分ごろ、郡山市安積町笹川字御所前の宗五郎踏切で、JR東北線の下り列車と、須賀川市の60代男性の乗用車が衝突した。60代男性は右手首に擦り傷を負い軽傷。列車の乗務員と乗客245人にけがはなかった。
郡山署とJR東日本福島支店によると、現場は警報機と遮断機のある踏切。男性は遮断機が下りているのを確認し、踏切手前で停止したが、列車が踏切を通過している際に車が前進し、列車の側面と衝突したという。
同支店によると、警報器と遮断機は正常に作動しており、列車の最後尾車両にいた車掌が緊急ブレーキをかけた。
事故の影響で、東北線と水郡線の上下線計10本が運休、計6本に最大3時間21分の遅れが出て、約5000人に影響が出た。
