アクアマリンふくしまの冬休みイベント「ハッピーホリデー!冬は楽(たの)シーラカンス」は、いわき市小名浜の同館で始まった。来年1月12日まで、同館で調査・研究しているシーラカンスをテーマにした各種イベントが繰り広げられている。
12月20日の「シーラカンスの日」にちなんで企画。1階エントランスホールには、シーラカンスや深海に暮らす生き物たちのぬいぐるみのほか、シーラカンスの調査で使用する自走式水中カメラ(ROV)のモチーフなどが飾られた高さ5.5メートルの「シーラカンスツリー」がお目見えした。
21日にツリー点灯式が行われ、市内のわかぎ幼稚園の年中児9人と同館の公式キャラクター「ごんべえ」、サンタに扮(ふん)した小野一浩副館長らがツリーの点灯を行った。カウントダウンに合わせてツリー全体に明かりがともされると、来場者からは歓声が上がり、会場は一足早いクリスマスムードに包まれた。ツリーの点灯は12月25日まで。
このほか1階マリンホールには、NPO法人日本渚の美術協会(東京都)の協力で、シーラカンスや海の生き物たちをテーマとしたイルミネーションが登場。海岸の漂着物などを活用したシーボーンアート作品なども展示され、幻想的な雰囲気を醸し出している。
