荻野極騎手、初リーディング　秋の福島競馬閉幕

　福島市のＪＲＡ福島競馬場で開催された「秋の福島競馬」は２４日、全日程を終了した。荻野極騎手が８勝を挙げ、初のリーディングジョッキーに輝いた。荻野騎手は今年の福島競馬２０勝で、年間リーディングも手にした。

　秋の福島競馬は、８日から計６日間開かれた。期間中の売り上げは４３０億２５０万７００円で、前年同期と比べて２４．５％増。６日間の入場者数は７万１８７９人で、昨年の６万３６９４人を大きく上回った。年間来場者数は２１万８６２６人で前年比６５９８人増、総売り上げは１６７０億７２６０万６００円で前年比８．１％増だった。

　リーディング争いは、荻野騎手が７勝、斎藤新騎手が５勝で最終日を迎えた。両騎手ともに１勝を挙げ、荻野騎手が逃げ切った。荻野騎手は「一生懸命走ってくれた馬のおかげ。競馬場に来てくれたお客さんが原動力になった」と喜んだ。

　調教師部門は４勝を挙げた斎藤誠調教師がリーディングトレーナーとなった。