「愛猫家の聖地」とされる福島市信夫山の西坂稲荷神社(通称・ねこ稲荷)で22日、最後となる「ねこまつり」が開かれた。訪れた大勢の愛猫家が猫グッズや御朱印を買い求め、楽しいひとときを過ごした。
まつりはNPO法人ストリートふくしま(同市)が、信夫山を多くの人が集まるにぎわいの場所にしようと昨年2月22日の「猫の日」に初開催。毎月22日に継続して開き、22回目の節目となる今回で一区切りとすることにした。まつりをきっかけに初めて信夫山を訪れる人や、県外からの来場者も大幅に増えたという。
この日はねこ稲荷に隣接する休憩所「古民家西坂家」に過去最多となる8ブースが出店。猫をモチーフにしたお菓子やパン、雑貨のほか、カフェではカレーやピザなども販売した。
信夫山研究会の浦部博会長は「信夫山の多様な魅力の一つとして、多くの方に足を運んでもらうきっかけになった。今後も愛される神社であってほしい」と願った。
