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インフルエンザ患者数、福島県内は11週ぶり減

2025/12/04 07:00

福島県が3日に公表した感染症発生動向調査週報(11月24~30日)によると、県内の1定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数は64.81人で、過去10年で最多だった前週(86.71人)から11週ぶりに減った。ただ、前週に次いで過去10年で2番目に多い数字で、県は引き続き注意を呼びかけている。

 県内48カ所の定点医療機関から3111人(前週比1051人減)の報告があった。保健所別の定点当たり報告数は会津の96.00人が最多で、いわき市(84.67人)、郡山市(66.22人)、相双(65.67人)、県中(64.20人)などと続いた。5~14歳を中心に感染が広がっており、休校や学級閉鎖などの措置を取った学校.保育園は104施設に上った。県は体調が優れない場合には出勤や登校を控えることや、手洗いの励行などを呼びかけている。

 新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数は2.54人で前週(3.38人)から2週ぶりに減った。

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