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道頓堀火災、屋外広告は期限切れ 発生後に設置許可の更新申請

2025/09/11 17:25

 消防隊員2人が犠牲になった大阪市の繁華街・道頓堀のビル火災で、市は11日、延焼の要因となったとされる屋外の装飾広告は、今年2月に設置許可期限が切れていたと明らかにした。設置した業者は火災発生後に更新の申請書を提出していた。横山英幸市長は火災との因果関係は「何も言えない」と記者会見で述べた。

 市建設局によると、設置許可は3年に1度更新が必要。燃えた壁面広告は2022年3月から25年2月まで許可が下りていた。

 火災を巡り、市は装飾広告が延焼経路と推定されると発表。広告は「防炎措置を取った素材」として申請されていた。

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