【ベルリン共同】ロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム」が2022年に破壊された事件で、ポーランド当局は9月30日、ドイツの当局が出した逮捕状に基づきウクライナ国籍の男(49)を拘束した。ドイツの情報機関によると、男はダイビングのインストラクターとされる。ポーランド通信が伝えた。
事件を巡ってはドイツ連邦検察庁が8月21日、イタリア当局が破壊活動などの疑いで調整役を務めたとみられるウクライナ国籍の別の男を逮捕したと発表した。
事件は22年9月26日に発生。デンマークとスウェーデンの海域にある「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」で爆発があり、大きく損壊した。