【キーウ共同】国連開発計画(UNDP)と日本政府は1日、ロシアの侵攻を受けるウクライナの地雷除去を支援するため、除去機の交換部品を供与した。除去機は消耗が激しく、定期的な整備が不可欠。今回の支援により最大で1万時間の稼働が可能になるという。
UNDPによると、ウクライナでは国土の2割以上が地雷や不発弾で汚染されている恐れがあり、復興の大きな障壁となっている。日本は地雷対策を最優先分野の一つに位置付け、地雷除去機の供与や技術支援を続けてきた。今月22~23日には東京で、ウクライナの地雷対策に関する国際会議が開かれる予定。