静岡県牧之原市の杉本基久雄市長は3日、9月の台風15号の通過に伴う国内最強クラスの竜巻や大雨で全壊や半壊といった損壊が認定された住宅は、2日時点で984棟に上ると明らかにした。仮設住宅入居や支援金受給などに必要な罹災証明書の申請があった住宅を調べる「被害認定調査」を継続中で、被害棟数はさらに増える見通し。
竜巻発生から5日で1カ月。
市によると、罹災証明書の申請は1278件(2日時点)。これまでに認定された住宅被害は、全壊55棟、大規模半壊34棟、半壊101棟、一部損壊544棟など。残る約300棟の調査については、来週中にも完了する見込み。