日本プロ野球選手会は10日、クライマックスシリーズと日本シリーズの期間中、人工知能(AI)で交流サイト(SNS)での誹謗中傷を検出するシステムを導入すると発表した。不適切な投稿の特定から、法的手続きを見据えた証拠の作成までが自動化される。
英国の企業が提供するシステムを利用し、出場登録された選手についての悪質な投稿を網羅的に検出する。選手会によると、サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会などで使用された実績があり、イングランド・プレミアリーグのアーセナルでは、SNS上での中傷が9割減少したという。