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高温で入浴介助、死亡で書類送検 宮城、障害者施設の3職員

2025/10/15 19:24

 宮城県石巻市の障害者支援施設「ひたかみ園」で2022年12月、浴槽の温度管理を怠り、約50度前後の高温の湯で入浴介助を受けた利用者の阿部加奈さん=当時(38)=に全身やけどを負わせ死亡させたとして、石巻署は15日、当時の職員3人を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。

 署によると、3人は阿部さんの入浴を介助した40代と20代の女性職員と現場責任者だった30代男性職員。いずれも容疑を認めている。

 3人の書類送検容疑は22年12月30日午前10時ごろ、障害のある阿部さんをリフト付きの浴槽に入浴させる際に、適切な温度であることを確認せず、全身やけどの傷害を負わせ、23年1月2日に死亡させた疑い。

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