1995年の阪神大震災の犠牲者を追悼するため来年1月30日~2月8日に神戸市で開かれる光の祭典「神戸ルミナリエ」について、組織委員会は28日、開催概要を発表した。震災30年の今年よりも装飾作品の展示エリアを臨海部や東西に広げ、分散して設置すると発表した。
混雑抑制のほか、観光滞在時間を延ばす狙いもあり、担当者は「持続可能な形で31年、32年と行事を継続していきたい」と話した。
メイン会場は中央区の旧外国人居留地、メリケンパーク、東遊園地の3カ所。東遊園地には巨大な壁状の装飾作品「スパッリエーラ」、メリケンパークはアーチ状の光の回廊「ガレリア」を設置する。
