【エルサレム共同】国連人道問題調整室(OCHA)は18日、パレスチナ自治区ガザで停戦が発効してから1カ月以上がたった今も100万人以上が仮設の避難所での生活を強いられているとする推計を公表した。援助へのアクセスが限られている人も多いとし、本格的な冬の到来が迫る中、人道状況が一段と厳しくなると警告した。
ガザでは14日に強い雨が降り、避難する住民のテントが浸水する被害が相次いだ。OCHAによると、1万3千世帯以上が影響を受け、数千のテントが壊れた。天候が荒れて移動が制限されたため、支援活動を中断せざるを得ず、状況が悪化したと指摘した。
