【ワシントン共同】米首都ワシントンで州兵2人が銃撃された事件で、検察は2日、第1級殺人や傷害などの疑いでアフガニスタン国籍のラマヌラ・ラカンワル容疑者(29)を訴追した。AP通信は、容疑者が罪状認否の手続きで無罪を主張したと伝えた。
事件は11月26日午後2時過ぎにホワイトハウス近くの路上で発生した。捜査資料によると、容疑者は「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら巡回中だった2人を銃撃。現場で銃にさらに弾を込めようとした際に制圧された。
トランプ政権は「テロ行為」と断定し、連邦捜査局(FBI)が捜査を主導。ワシントンのピロ連邦検事は、別の容疑でも訴追する考えを示している。
