俳優の齊藤なぎさ（22）、原菜乃華（21）が12日、東京・丸の内TOEIにて行われた『【推しの子】-The Final Act-』舞台あいさつに登壇。作中でMEMちょ役のあのとともに活動した”B小町”の再結成に意欲を見せた。
【全身ショット】純白のふんわりドレスで登場した原菜乃華
イベントにはルビー役の齋藤と有馬かな役の原のほかに、アクア役の櫻井海音、黒川あかね役の茅島みずきが登壇した。齋藤と原は、作中でMEMちょ役のあのとともに”B小町”として活動。実際に音楽番組などにも出演を果たした。齋藤は「B小町、楽しかったね」と原に笑いかけ、「朝早かった～」と本音を吐露。原も同意の相槌を打った。齋藤は「朝5時から3人で振り合わせしてその後撮影、夜までみたいな感じ。朝は3人とも寝てて、ダンス始めるよ、って言ったら起きて、ダンスして、また寝る」と説明し、「大変だったけど、それも青春だったなと思います」と振り返った。
原は「撮影が終わって、その後の夜から振り入れとかもしてたよね」と補足しながら、「あのちゃんとなーたん（齋藤）にめちゃくちゃ、すごい引っ張ってもらったのを覚えてます」と振り返った。「いやいや」と齋藤が謙そんするも、原は続けて「1人でやってるよりも2人がとなりにいてくれるのがだいぶ心強くて、わからないことはお互い聞き合えるし、すごく楽しかったです」と強調した。
MCの荘口彰久が「B小町続けてまたやればいいのに」と投げかけると、2人は「やる？」「やろっか」「やりたいよねー！」と乗り気に。会場も大きな拍手で後押しした。原は「最初で最後のライブとかね」と提案。齋藤も「やりたいですよね」と共感しつつ、櫻井に「来てね」と投げかけた。櫻井が「ん？ああ、行く」と返すと、「来る？本当に？」と疑いの目を向ける一幕も。
「いつか」とB小町3人のライブへの意欲を見せる2人に、櫻井が「年取ってから、何十年後かに再結成とか」と提案すると、「いいかも！」とノリノリに。齋藤が「やってほしいんだ？」と問いかけ「やってほしい」と返す櫻井に、齋藤も原も笑顔を見せていた。
東映最後の直営館であるとともに日本最後のロードサイドシアターとしても愛され続けてきた丸の内TOEIは、東映会館の再開発に伴い27日に65年の歴史に幕を下ろす。そのグランドフィナーレを飾る『さよなら 丸の内TOEI』プロジェクトの一環として、5月9日から閉館する27日までの80日間にわたり100作品以上の傑作特集上映を開催中。本作も、13日と16日に上映される。
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