症状出る被ばく量...桁違い

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 脱毛や出血・下痢・やけど(紅斑)といった症状は、大量に被ばくすると誰であれ「必ず(確定的に)」生じる一方、被ばく量が一定以下であれば「誰にも」生じることはなく、「確定的影響」と呼ばれました。

 では、この「誰にも」症状が出ない一定以下の被ばく量(しきい値と呼ばれます)とはどれくらいを指すのでしょうか?

 答えは、数百ミリシーベルトです。2016(平成28)年現在、福島県内で多くの人が住む地域の約100年分、または1時間当たりに浴びる空間線量の100万倍程度の被ばく量と同等です。さらにこの量を、一度に被ばくしなければ上記のような症状は生じません。

 帰還困難区域や居住制限区域で何か作業したり、宅地の除染に従事したりする際、脱毛や出血・下痢・やけどといった「確定的影響」の心配は全く不要です。それは被ばく量の桁の違いからご理解いただけるのではないかと思います。