海外と違う食品基準値

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 内部被ばくの主な原因は汚染された食品の摂取です。汚染を防ぐために、食品の「基準値」が設定され、セシウムで1キロ当たり100ベクレルとされています。

 国内では100ベクレルが一般的に用いられていますが、海外では国によって基準値が異なります。例えばEU(欧州連合)ではセシウムの基準値は1キロ当たり1250ベクレル、国連とWHO(世界保健機関)によって設置された国際的な食品規格を作るための委員会(コーデックス委員会)では1キロ当たり千ベクレル、アメリカでは1キロ当たり1200ベクレルと設定されています。

 日本の基準値に比べて緩く、びっくりされるかもしれません。しかし、海外と日本の考え方は基本的に変わりません。基準値レベルに汚染された食品がたとえ存在し、それを摂取したとしても年間の内部被ばくが1ミリシーベルト以下になるように基準値は作られています。

 海外では主に、汚染された食品の割合が全体の1割と仮定しているのに対し、日本では全体の5割の食品が汚染されたというかなり厳しめの仮定をおき、基準値が作られました。そのためこのような基準値の差が生まれているのです。