搬送車両通過、影響小さい

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 原発事故後、県内各地で除染や廃棄物の処理が進められ、帰還困難区域を除くと、2018(平成30)年3月に県内の全ての地域での面的な除染が終了しています。現在は仮置き場や除染の現場で保管されている、除去された土や廃棄物の、トラックによる中間貯蔵施設への搬入が進んでいます。

 搬送のために、たくさんのトラックが毎日行き来しています。そのため、それぞれの市町村の仮置き場近くでは、1日当たり数台から数十台のトラックが通過するのに対して、幹線道路では数百台、常磐道のインターチェンジなどの中間貯蔵施設のすぐ近くになると、日によっては数千台のトラックが通過することになります。搬送するトラックの主要な通過点で行われた調査では、計11万台のトラックのうち約3300台(約3%)が通過した際、空間線量が一時的に最大で2倍弱まで上昇したことが報告されています。

 外部被ばくが心配になるかもしれません。しかし、トラックの通過自体は一瞬です。数万台のトラックが通過するそばにずっと立っていたとしても、その間に浴びてしまうかもしれない被ばく「量」は、胸のレントゲン一枚の100分の1にもならないと考えられます。