南相馬市消費喚起応援事業実行委員会は7月1日、サマースクラッチキャンペーンを始める。市内533の参加店で規定額以上の会計1回につき、スクラッチカード1枚を配る。参加店で使える500~5000円の商品券が当たる。配布期間は7月31日、商品券の利用期間は8月31日まで。
原町商工会議所、鹿島商工会、小高商工会でつくる実行委が物価高騰で落ち込んだ消費意欲を喚起しようと企画した。飲食店やコンビニなどの中小店では500円以上、スーパーやホームセンターなどの大型店では1000円以上の会計1回につきスクラッチカード1枚がもらえる。
カードは計100万枚用意し、なくなり次第終了する。当たりの商品券の枚数は500円が3万4000枚、1000円が1万枚、3000円が3500枚、5000円が2500枚。商品券には参加中小店でのみ使えるものと、全参加店で使えるものがある。参加店にはポスターやのぼりを設置している。
実行委員長を務める鹿島商工会の草野繁春会長らが23日、市役所を訪れ、門馬和夫市長にキャンペーンをPRした。草野会長は「楽しみながら買い物していただければ」と話した。副委員長を務める小高商工会の門馬弘会長らが同席した。