お盆に帰省した人たちに夏を満喫してもらおうと、浪江町の一般社団法人まちづくりなみえは13日、同町の道の駅なみえで町内初となるドローンショーを開催した。100機のドローンが夏の夜空を文字やイラストで彩った。
同町出身で、ドローン事業などを手がけるMKプロデュース(宮城県)の代表を務める古農修一郎さん(32)が「古里の復興を後押ししたい」と企画した。
町のふるさと応援大使の「LumiUnion(ルミユニオン、旧浪江女子発組合)」などの楽曲とともに、発光ダイオード(LED)を搭載したドローンが「なみえにきてね」「おかえり」の文字や、町のイメージアップキャラクター「うけどん」などを描いた。曽祖母の家に帰省していた福島市の女児(7)は「すごくきれいだった」と笑顔で話した。