いわき市内郷地区の夏の風物詩「いわき回転櫓(やぐら)盆踊り大会」は14日、同市のJR内郷駅前広場で始まった。参加者が回転するやぐらを囲み、おはやしに合わせてゆるりと踊り流した。15日まで。
炭鉱事故の犠牲者慰霊のために1952年に始まった伝統行事。今回で節目の第70回大会を迎えた。13日の前夜祭では、ステージで音楽ライブやダンスなどが披露された。この日は同市内郷白水町の国宝・白水阿弥陀堂を模したやぐらを囲み、地元の青年会や小学生がじゃんがら念仏踊りを披露。盆踊りでは地域住民らがやぐらの周囲を回りながら踊った。15日は午後6時からオープニングセレモニーが行われる。