市と住民の話し合いで解体が決まった豊間中校舎 いわき市の沿岸部、平薄磯地区にある豊間中は東日本大震災の津波の被害を受けた。使えなくなった校舎を「震災遺構」として保存するかどうかの検討が市と住民の間で行われたが、市は昨年12月、住民の意向を踏まえ解体を決めた。震災を風化させず語り継ぐための遺構だが、解体の結論に至った背景には、津波で多くの犠牲者を出した地区の住民だからこそ感じ得る複雑な思...
この記事は会員専用記事です
残り225文字(全文425文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。