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「和牛価格」全国と同水準 子牛の出荷頭数、減少傾向が要因

2016/03/06 15:09

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震災直後に心配された風評被害だったが、和牛競りの取引価格は高値水準を維持している=1月13日、本宮市・県家畜市場

 全農県本部の和牛競りの取引価格が高値水準を維持している。2月競りの取引価格は、雌が72万9043円、去勢が80万8782円、平均で77万4817円を記録、価格は東日本大震災が起きた2011(平成23)年度と比較すると約2倍になり、震災直後は風評被害が心配されたが、県産和牛の取引価格は全国平均と同水準まで回復している。  背景には繁殖農家の高齢化や原発事故による廃業で子牛の出荷頭数が減少傾向にある...

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