全農県本部の和牛競りの取引価格が高値水準を維持している。2月競りの取引価格は、雌が72万9043円、去勢が80万8782円、平均で77万4817円を記録、価格は東日本大震災が起きた2011(平成23)年度と比較すると約2倍になり、震災直後は風評被害が心配されたが、県産和牛の取引価格は全国平均と同水準まで回復している。 背景には繁殖農家の高齢化や原発事故による廃業で子牛の出荷頭数が減少傾向にある...
この記事は会員専用記事です
残り167文字(全文367文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。