「原発事故の風評被害は終わっていない。東電は実情にもっと目を向けるべきだ」。いわき市で飲食店を経営する男性(65)は先日、営業損害賠償について逸失利益の1年分相当で東電と合意した。風評被害で売り上げが減ったとして請求したが「2年分の賠償」は得られなかった。 創業26年。震災前は盆や正月になると帰省した親戚、友人が食べに来てくれた。だが震災後は売り上げが減少、男性は「客足は目に見えて減った。県外...
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