政府と東京電力が汚染水の発生量を減らす「切り札」と位置付けるのが、福島第1原発1~4号機建屋周囲の地盤を凍らせる「凍土遮水壁」。8月22日から未凍結部分の凍結が始まり、昨年3月末の凍結開始以降、1年5カ月を経て全面運用にこぎ着けた。 建屋周囲の地中に全長約1.5キロの氷の壁を築く凍土壁は、放射性物質で汚染された建屋への地下水流入を防ぎ、新たな汚染水の発生を抑える狙いがある。1500本余りの凍結...
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