前原子力規制委員長の田中俊一氏(73)=福島市出身=は「『0.23』に科学的根拠はなく、食品に関する規制も含めて見直すべきだ」とする認識を示す。 ―政府が除染の目安とした空間放射線量(毎時0.23マイクロシーベルト)の妥当性について議論が始まる。 「事故直後に実測ができなかったため、空間放射線量毎時0.23マイクロシーベルトはあくまでも仮定の数値だった。個人線量の実測により(国の評価式は)3、4...
この記事は会員専用記事です
残り1,221文字(全文1,421文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。