福島民友愛の事業団は8日、県民ら38人と4団体から集まったトルコ・シリア大地震の義援金100万円を日赤県支部に寄託した。日赤や国際赤十字を通じて被災者救済に充てられる。
大地震は2月6日に発生し、両国で計5万2000人以上の犠牲者が出た。事業団には現在も浄財が寄せられている。
今回は早急な支援を願い、受け付け開始から約1カ月分を託した。
中川俊哉理事長(福島民友新聞社社長)が福島市の県支部を訪れ、佐藤宏隆事務局長に目録を手渡した。佐藤事務局長は「本県では東日本大震災の時に海外の方々から『助けられた』という思いを持っている人が多い。善意を有効に活用したい」と述べた。