小学生将棋名人戦福島県大会、鈴木道士さん（いわき）優勝

　第５１回小学生将棋名人戦福島県大会は３０日、郡山市で開かれた。名人戦は、いわき市の鈴木道士（なおし）さん（中央台北４年）が優勝した。初級者による交流戦は、三春町の橋本蒼（あおい）さん（三春３年）が制した。

　鈴木さんは来年３月２１日に山形県天童市で開かれる東日本大会に出場する。

　日本将棋連盟県支部連合会、福島民友新聞社の主催、同連盟郡山支部の主管。県内各地から名人戦に１０人、交流戦に１２人が出場し、熱戦を繰り広げた。

　開会式では同連合会の武蔵正憲会長が「勝ちにこだわって将棋を指してほしい」とあいさつした。日本将棋連盟の長谷部浩平五段による指導対局も行われた。湯田邦男郡山支部長が表彰式で各クラスの上位者に表彰状などを手渡した。

▽名人戦〈１〉鈴木道士（中央台北４年）〈２〉菊地瑛太（渡利６年）〈３〉菊地奏太（同）

▽交流戦〈１〉橋本蒼（三春３年）〈２〉佐藤しずく（塩川５年）〈３〉小野慎ノ介（須賀川二５年）