人生は何が転機になるのか分からない。 飛行機に熱中するあまり、4年次に大学を留年してしまった。しかも卒業する1996年はバブル崩壊による就職氷河期で航空会社のパイロット採用はゼロ、自衛隊も志願者数増で狭き門だった。結果的にこの「大学5年」時に目標が見つかるのだから人生は面白い。 95年は埼玉県の利根川沿いの合宿施設に泊まり込み、教官として大学航空部の学生にグライダーを教えた。留年したが1課目...
この記事は会員専用記事です
残り622文字(全文822文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。