山形県長井市には「レインボープラン」という事業がある。家庭などから出る生ごみを堆肥化し、安全で安心な農産物を作る循環型農業のことだ。この事業を通して、福島県からの避難者と長井の人々のつながりをも循環することになり、新しい絆が生まれた。 東日本大震災後、長井には福島県からの避難者が最大で600人ほどいた。慣れない土地になじむのは大変なことで、地域の人々と接する機会はほとんどなく、孤立してしまう人...
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