素早い判断と行動が会社の命運をにぎる場合がある。そんな場面が東日本大震災で訪れた。 2011年3月11日。海沿いを中心に全店舗の1割に当たる81店舗が被害を受けた。強い揺れでスプリンクラーが作動し、水をかぶった商品が軒並みダメになってしまうケースも相次いだ。そこに、東京電力福島第1原発事故。「物流が止まってしまう」。即座に本社機能をいわきから東京に一時移転することを決断した。 中国の工場からいわ...
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