ゲンゴロウは全国で減少し、東京では何年も前に絶滅している。県内は比較的多いほうだが、それでも県内で絶滅の恐れがある動植物をまとめた「ふくしまレッドリスト」では準絶滅危惧に分類される。 減少の理由は水辺環境の悪化で、背景の一つに外来種の問題がある。ゲンゴロウは水草に卵を産む種類が多く、一つの池にザリガニが入ると3、4年で繁殖して水草がなくなり、卵が産める環境がなくなる。ブラックバスだと胃の内容...
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