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【11】県内の自然を守りたい 新種ゲンゴロウ発見者・平沢桂

2021/12/18 08:30

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水生昆虫の新種をさらに探し続け、県内の豊かな自然を後世に伝えていきたい

 ゲンゴロウは全国で減少し、東京では何年も前に絶滅している。県内は比較的多いほうだが、それでも県内で絶滅の恐れがある動植物をまとめた「ふくしまレッドリスト」では準絶滅危惧に分類される。  減少の理由は水辺環境の悪化で、背景の一つに外来種の問題がある。ゲンゴロウは水草に卵を産む種類が多く、一つの池にザリガニが入ると3、4年で繁殖して水草がなくなり、卵が産める環境がなくなる。ブラックバスだと胃の内容...

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