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【3】首都圏で修業後、実家に 南会津マウンテンブルーイング経営・関根健裕

2022/04/27 08:30

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20代前半で実家の材木店に就職し最初に任されたのは丸太を切る時に出る端材の処理。当時社長だった父寿一と経営方針に関して意見がぶつかり合うことも多かった

 「剣道で日本一」の夢はかなわなかった。稽古に青春をささげた10代。大学進学に伴い上京すると、法律を学びながら東京の夜を楽しんだ。同郷の先輩に呼び出されて酒を酌み交わしながら、将来について語り明かした夜もあった。訳の分からない探偵サークルに所属し、キャンパスライフを謳歌(おうか)する日々を過ごした。自然と国内外のお酒に触れる機会が増えていった。 「実家(の材木店)は継がなくていいから。南会津にはな...

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